トランス事業部

規格・製品種類

規格・製品種類

製品適用規格

  • JEC-2200-2014 変圧器
  • JEC-2201-2007 特殊変圧器
  • JEC-2410-2010 半導体電力変換装置
  • JIS-C1731-1-1998 計器用変成器第1部
  • JIS-C1731-1-1998 計器用変成器第2部
  • JTS-Q9001-2015 品質マネジメントシステム要求事項
  • JEM-1273-2013 船用乾式変圧器
  • JEM-1310-2001 乾式変圧器の温度上昇及び基準巻線温度(耐熱クラス H)
  • JEM-1333-1976 操作用変圧器
  • JEM-1388-1980 スターテルタ始動器
  • JEM-TR237-2006 モールド変圧器の過負荷耐量
  • JEC-2210-2003 リアクトル

製品の用途

  • 電力変圧器 
  • 制御用変圧器   
  • 整流器用変圧器
  • 始動用変圧器
  • 試験用変圧器

製品の種類

乾式トランス・スコットトランス・逆Vトランス

船舶用トランス・モールドトランス

油入りトランス・チョークトランス・携帯用トランス・高周波トランス・耐雷トランス

大電流トランス・リアクトル・起動用リアクトル・ACL・DCL・空芯リアクトルなど

各種変圧器設計いたします。容量1VA~2000KVA迄(CE・UL規格準拠品製作可能)

トランスの電流計算、容量計算、トランスの保護、絶縁の種類と許容最高温度

電流計算

■トランスの定格電流は次の式で計算できます。

単相トランス:容量(VA)÷定格電圧(V)
三相トランス:容量(VA)÷定格電圧(V)÷√3(1.732)

※逆Vトランス・スコットトランスの場合は1次側は三相トランスと同じ計算で、2次側は単相トランスと同じ計算で計算してください。
※スコットトランスで2次側が単相2回路などの場合は各回路の容量で計算してください。

容量計算

■トランスの定格容量は次の式で計算できます。

単相トランス:容量(VA)=2次電圧(V)×2次電流(A)
三相トランス:容量(VA)=√3×2時電圧(V)×2次電流(A)
スコットトランス:容量(VA)=2×2次電圧(V)×2次電流(A)

■単二トランスの計算例

トランスの保護

トランスの特性上、電源投入時には投入のタイミング(残留磁気、投入電圧の位相)により、定格電流の数倍から時には20倍を超える突入電量が流れることがあります。このため、1次側に設置する保護機器の選定を誤ると誤動作により電源を投入できないことがあります。トランスの2次側短絡の保護として普通1次側にヒューズや配線用遮断器が設置されますが、ヒューズをご使用になる場合はタイムラグ溶断型を、配線用遮断器をご使用になる場合は、時延遮断型をご選定ください。
また、定格値はトランスの効率、突入電流を考慮した下記の計算式をご参照の上、お選びください。

定格電流(A)=1.2~2×定格容量(VA)÷1次電圧(V)

絶縁の種類と許容最高温度

絶縁の種類 許容最高温度(℃)
A種 105
E種 120
B種 130
F種 155
H種 180